横浜市内の特別支援学級で皿回し教室をしました!
総合の時間に皿回しに取り組んでいて、そろそろ上手な人のアドバイスがあるといいとのことでご依頼をいただきました。
学校に伺って、ショーやレクチャーをしてきました。
最初はショー。
ネット上の僕の動画を観ながら練習してくれているので、「動画の人が来た!」という驚きがあるようです。登場した時から喜んでくれました。
音楽をかけて10分くらいの演技。僕は皿回しとは10年以上付き合っていますから、技も見せ方も磨きがかかっています。
自分たちがやっている子たちだと、技が発展したポイントとか難しさが見えやすいらしく、いっそう大盛り上がりしてくれました。
次に少し講義。
趣味があると楽しいよ、世界が広がるよという話を、外国に行った話を織り交ぜてしました。
写真がでるたびに「まさやんいたー!」と僕を探す遊びが始まり、盛り上がりました。
「趣味の楽しみ方は自由でいい」というメッセージもあったんですが、どのくらいお子さんたちに届いたかな?
種を蒔くようなものですから、誰かのなかでいつか役に立ったらうれしいです。
続いてポーズの練習。
まずは床に四角くテープを貼り、「世界チャンピオンの魔法の四角だよ」「ここに入ったらもうすごいよ、すんごい拍手で盛り上がるよ」と不思議なルールでお子さんたちの気を引きました。
僕が入ってみんなの拍手を引き出します。そして「次やりたい人ー?」と聞いたら次々手が上がりました。よかった。人前に出るのって緊張するから、参加者がいなかった時のプランも考えていたんですが、今回は不要でした。
お子さんたちは次々と四角の中に入って拍手を浴びていきます。
二週目に入るとき、ショーの練習になるように僕が中でポーズを取ったら、真似してポーズを取ってくれる子もいました。
もじもじしながら入るだけの子もいたけど、みんなが拍手してくれたらやっぱりうれしそうで。
楽しんでもらえてよかったです。
練習タイム。
思い思いに皿回しをしてもらって、一人ひとりアドバイスをしたり、質問を聞いたりしました。
「アンダーザレッグピルエットやってたよね」なんて僕のショーの構成を楽しそうに話してくれるお子さんもいました。技の名前を覚えるのが好きなんだそうで、いろんな楽しみ方があることも皿回しの良さだと再認識しました。
1時間あったんですが、楽しい時間はあっという間で片づけに。
「もうちょっとやる!」「なんで明日は来ないの?」「話が長かった」とかそれぞれの想いを口にしながらの片付けでしたが、帰る前に「今日楽しかった人~?」と聞いたら全員元気に「はーい!」と返事をしてくれました。
お子さんごとに特性があることもあり、皿回しに色んな楽しみ方があるのを肌で感じることができた日でした。
僕の教える技術も日々成長していますが、今回の収穫はポーズの練習はすごくうまくいったことですね。もっとたくさんのお子さんと楽しんでみたいものです。