皿回しスティックの先端が潰れてきたら?メンテナンスの方法と注意点

高く投げた皿を受け止めたり、硬い地面に落としたりしていると、だんだん棒の先端が潰れてきます。 そのままにしていると、皿の真ん中のディンプルに入らなくなったり、接する面が大きくなって回転が遅くなったりと、不都合が出てきます。 なので、削ってしまうのをおすすめします。

メンテナンスのために用意するもの

カッターやナイフ
丸くなってしまったスティック



基本のメンテナンス:削る


先端はもとのまま残すように、周囲を軽く削っていきます。


中心がずれないように、少しずつ回して一周してください。

少し形を整えたら完成です。


削った表面が少し角張ってますが、操作感に影響はないです。
角を取るようにヤスリで仕上げると綺麗ですが、回すだけならこのままで十分だと思います。


さて、いくつかポイントがあります。

ポイント(1) 毛羽立ってしまったら、丸ごと削る


先端の木の線維が潰れてしまっている場合、削った時に毛羽立ってしまう事があります

この部分は慎重に削ってもまとまらなくて邪魔なので、
丸ごと削り落としてしまうのがいいと思います。


ポイント(2) 短くなってきたらテープごと削ってもいい

スティックの木がむき出しの部分を削るのが基本ですが、繰り返しているとだんだん短くなって、削るところがなくなってしまう時が来ます。

その時はテープごと削ってください。

こんな形になりますが、意外とこのまま使えます。


ポイント(3) メンテナンスはタイミングに注意

削る事で接する面が小さくなるのでスティックと皿の間の摩擦が変わります。
特に(1)のように先端を削り落とした場合は表面の滑らかさもかなり変わります。
操作の感覚がメンテナンス前とは変わるので、ショーや大会の本番の前はなるべく削らないようにするのがいいです。
削る場合も、(1)のように大きく削ることは避けた方がいいでしょう。

また、スティックごとに皿との摩擦が違うとスティックを複数使う技はやりにくくなるので、
メンテナンスをするなら使っているスティックは一度にまとめてするのがいいと思います。


まとめ

皿回しのスティックがつぶれて丸くなってしまった場合、削ってまたとがらせてみてください。
テープの汚れが気になる、短くなりすぎたなどで買い換えたい場合既製品はPM Jugglingから、またはまさやんから直接ご購入いただけます。


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