折りたたみ椅子floding chair

いっせい君の「倒立振子(とうりつしんし)」から着想をえた技です。



バランス、折りたたみ、組み立ての3パートに分けて説明します。

①バランス
右手に皿を裏返して持ち、バックディンプルに棒の先端を入れると、皿の上でバランスが取れます。右手に持った皿の操作は、角度を変えずに水平のまま前後左右に動かすのがいいと思います。
バランス自体は棒だけでも取れますが、上に皿が乗っていた方がやりやすいので、長い時間バランスを撮りたいならこの動画と同じ、皿、棒、皿の形がやりやすいです。

②折りたたみ
バランスをとった「椅子」を折りたたむ動きは「倒立振子」です。
倒立振子はこの動きです。



右手の皿を表返すと、リムに当たって棒が回転します。90度回ったところで皿の表面で受け止めてあげてください。棒の回転の方は、あまり意識しなくても皿のリムを沿うように90度になると思います。受け止めるときの皿の角度とクッションには気を付けるとよいです。棒が転がったり跳ね返ったりして落ちることを防ぎましょう。

折りたたみ椅子でこの動きをするときには、上に皿が乗っています。
だるま落としのように、棒が横に外れて、上の皿が真下に落ちるイメージです。下に落ちた皿は、左手の指で受け止めましょう。


③組み立て
折りたたみ椅子の組み立てについてです。
棒で皿のキャッチ、棒と下の皿の接続の両方が同時に行えるとかっこいいです。ただ、厳密に同時はむずかしいので、イメージとしては、ほんの少し先に棒で上の皿をキャッチして、あとから棒と下の皿を接続するようにしています。逆にすると、キャッチの衝撃で下の皿がはじかれやすいのと、両手を動かしてキャッチしなければいけないので難しくなります。

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今回は以上です!
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